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歯を残すための治療

他院で抜歯と言われた方はご相談ください

他院で抜歯と言われた方はご相談ください

当院では、歯科用CTを含む高度な診断技術を駆使し、歯を残す可能性を追求しています。
専門的で高度な歯周病治療技術により、失われた骨を再生・再建し、抜歯の必要があるとされた歯を機能的に維持することができます。当院では、歯周ポケット内のプラークや汚染物質を確実に取り除き、治療の成功率を向上させています。
骨の溶解が進んだ状態でも、抜歯とインプラント治療に頼る前に患者さんの将来の歯の健康を考慮し、できるだけ歯を残す治療を提案していますので、まずはご相談ください。

歯周病がなぜ抜歯になるのか

歯を支える骨が吸収される

 

歯周病が進行すると、歯肉の炎症や歯周ポケットの深化により、細菌が歯槽骨に侵入し、歯を支える骨の吸収が始まります。歯周組織の破壊が進行し、歯がぐらぐらと揺れるようになります。この揺れによる噛み合わせの不安定さが、歯周組織に過度の圧力をかけ、さらなる歯槽骨の吸収を引き起こします。

この損傷の連鎖が破骨細胞の活性化を促進し、歯槽骨の吸収を進めてしまいます。最終的には、歯を支える骨が十分でなくなり、歯が抜けるか抜歯を勧められる状態に至ります。歯周病を放置せず、早期の治療が重要です。

 

最終手段としての抜歯

歯周病が進行すると、歯を支える顎の骨も失われる可能性があります。この状態では、問題のある歯だけでなく、その周囲の歯を支える骨にも悪影響が及ぶため、抜歯が検討されます。歯を残すか、周囲の骨を残すかという難しい選択となります。

骨の喪失が進むと、後のインプラントや義歯の治療が難しくなります。一般的に、保険適用の範囲内での治療を希望する場合、抜歯が一般的な対応方法です。ただし、歯周組織再生療法を活用すれば、失われた歯周組織を再生し、歯を残せる可能性があります。

可能な限り歯を残す当院の歯周病治療

歯科用CTによる正確な診断

歯科用CTによる正確な診断

CTは、あごや歯の状態を三次元的に撮影するためのレントゲン装置です。通常のデンタルレントゲンが提供する二次元画像よりもはるかに詳細な情報を提供します。歯周病は骨や歯を損傷する病気であり、CTを使用することで歯周病の進行状況を正確に評価しやすくなります。このような詳細な情報は、適切な治療計画を策定する際や手術の際に非常に役立ちます。

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法は、重度の歯周病になった歯周組織を再生することで、抜歯を回避できる可能性を高める治療法です。歯周外科手術においては歯肉を切開し、歯や骨が視認可能な状態でバイオフィルムの除去が行われます。同時に、歯周組織再生に必要なさまざまな材料が使用され、失われた歯周組織の再生を促進します。

歯周組織再生療法

レーザー治療による殺菌

レーザー治療による殺菌

当院では歯周病治療にレーザーを活用しています。レーザーには次のようなメリットがあります。

治療時間の大幅な短縮

レーザーは歯石を迅速に分解するため、通常の手作業よりも治療時間を大幅に短縮できます。歯石の効率的な除去が可能です。

殺菌・消毒効果

レーザーを用いることで歯周病の原因となる細菌や毒素を効果的に除去できます。これにより治療の効果が向上し、再発を防ぐのに寄与します。

痛みが抑えられる

レーザーは短時間で照射されるため、熱の影響による痛みが抑えられます。

歯を守るためのインプラント治療

当院は患者さんの将来の健康を最優先に考え、歯周病による抜歯を極力避け、1本でも多くの歯を保存する方針を採用しています。どうしても抜歯が必要な場合は、失われた歯を補うための選択肢としてインプラント治療を提案しています。
ブリッジや入れ歯は他の歯に負担をかける可能性があり、将来的な損傷のリスクが高まります。インプラント治療を通じて、お口の状態を安定させ、歯周病のリスクを低減させることが重要です。

インプラント治療

歯周病は早めの治療が大切

歯周病は、日本人に多く見られる歯科の三大疾患の1つで、むし歯予防と同様に歯周病の予防も重要です。進行すると手遅れになり治療が難しくなるため、早い段階での治療が重要です。歯茎の赤みや腫れなどがみられた際は、なるべく早くご相談ください。